はじめは独り。
 ある頃から2人となり、一時は3人になった。
 しかし今は、一人。
 いや───。

「やあ」
「……」

 こたえはない。
 けれどその闇の存在を久しぶりに感じて。

「相変わらずだ」
「……」
「相変わらず、」
「……」
「私も君も、」
「……」
「───忙しい」

 ポケットの中で鳴り続ける携帯をつかみ、かわりに紙コップを置く。
 
「今度うまいコーヒーを奢ってくれ」

 冷めきった、うまくもないコーヒーのかわりとしては割にあわないかもしれないが。
 それでもまた彼がここに、───無事な姿をみせるなら。



2008.09.05
突発萌えdeごめんなさい。
本部長とぼっちゃま。
会話らしい会話がなくてもこの2人ツーカーなんだと思い込み隊。

■入隊


・top
・novel
・home