北の方の国へ2004


「行くんだろ?次の《秘宝》を探しに」
「え、あ、うん。北海道最北の貴天───」
「───北海道?」
「?そう、でさ、今は無理かもしれないけど冬休みになったら甲───」
「葉佩。次の《秘宝》が見つかったら、必ず、天香學園に戻って来い。卒業までは、まだ時間がある」
「え、ちょ、何?っていうか今さら名字呼び?つーか甲ちゃん、なんでまとめようとしてんの?」
「かくかくしかじか。で、俺は、その時までアロマでも吹かしながら昼寝をして待っているさ」
「かくかくしかじかって何!?だから逢いにきてよ北海道」
「何だよ?《秘宝》を探すのがお前の仕事じゃないのか?そんな瞳で睨む理由が俺にはわからないがな」
「甲ちゃんそれ台詞違う」
「台詞言うな」
「だーかーらー逢いにきてよーもう甲太郎と離れるの嫌なんだよー『殴る』『殴らない』じゃなくて『抱きしめる』の選択肢が欲しいんだよー」
「寝言は寝て言え。───誰が真冬の北海道なんぞに行きたがるんだ阿呆九龍」



2006.08.22
というわけでアロマがうっかりもしかしていつかは出るかもしれない九龍2(北海道@刑務所だろう篇)に出なくてもいい理由(爆)

【猫は炬燵でカレー】


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