『花屋と殺し屋』散文その2


「───そーいえばさ」
「……なんだ」
「あの時、なんで俺、お前の顔分かったんだろう」
「あの時?」
「ほら、俺がぼっこぼこにされてた時に、颯爽と現れて容赦なく雑魚キャラその1を蹴り飛ばしてくれた過剰防衛の───」
「……今から証拠隠滅をしてもいいか?」
「駄目つか嫌ごめんあの時はありがとうございましただから延髄蹴りだけは勘弁して下さい」
「……」
「───で、結局、俺、あん時、怪我と熱でもーろーとしてたし、夜だったし街灯あったけど消えかけてて意味なかったし」
「……」
「でもさー俺、お前の顔、しっかり見えてたんだよねーなんでだろう」
「知るか」
「あーわかった、愛だ」
「……」
「そーかそーか」
「……」
「俺ってばこーたろーが初恋の人なんだー」
「……」
「勿論現在進行形ですよ」
「……」
「愛してますよ」
「……」



2005.12.19
終ってしまえ(ノ・・)ン

【clap】


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